動きや表情がより発信しやすい時代
昨今、文章や画像だけでなく動画SNSでも香水の紹介をされるチャンネルやアカウントを目にすることが増えました😊
(一度再生するとアルゴリズムでどんどん出てくるので目に触れる機会も多くなりますよね☺️)
- “香水好き・興味がある”方にも分かりやすいライト層向けのチャンネル
- 現役フレグランスアドバイザーがプロフェッショナルかつ分かりやすい表現で紹介されているチャンネル
- 香水愛好家の方による香水専門紹介チャンネル
それぞれに特色があって、工夫が凝らされていて一視聴者として楽しませてもらっています😊
しかし、様々な香水チャンネルや香水アカウントを目にしている中でふと感じたことがありましたので約1年振りに💧私見で恐縮ですが綴らせていただけたらと思います😌
改めて香りを言葉で表現・アウトプットすることの奥深さを感じました。
私たちの日常ではメールよりもLINEを利用することが当たり前になり、SNS上でも知見者がたくさんの情報を発信した動画も切り抜き動画やショート動画で観ることに慣れ、“短い時間で情報を得る”『タイパ』が良しとされます。
その上、“香り”=目に見えない・形がないものを表現することは難しいと言われ、香水文化が海外ほど盛んではない日本で、さらにその言語で。(※以下捕捉あり)
〈日本では必要性を感じにくい?〉
ある時、日本のファストフード店でハンバーガーを食したフランス人お二人がただただ感想を述べられているリアクション動画を目にしたのですが、素晴らしい語彙力の応酬で、まるでワインやウィスキーでも嗜んでいるかのように表現されていて衝撃を受けました。お一方はシェフだと記憶していますが、味も香りも同様に“感覚”を滑らかにアウトプットできるか否かは、「習慣」が大きく影響しているのではないかと感じました。
ただ「美味しい」だけでなく、どう美味しいのか?どのように美味しいと感じたのか?それを表現するに相応しい言葉のチョイスとは?そしてそれらを言葉だけでなく、相手に伝わるための努力を惜しまず常にアンテナを張り、伝えるためのヒントを自然と得ているように感じます。時に全く違う何かに例えてみたり・・・😌
敢えて言葉にせずとも察することができる日本人の能力も素晴らしいものですが、香水販売員やフレグランスアドバイザーにおいては、自分の日常にない習慣であっても感覚的なものを言語化しなければいけませんし、私たちの生活圏にないものを表現して作られていることが多い香水(作品)をお客様にお伝えするために、何を見聞きし習得するのかが鍵になるのではないかと思います。
文章や静止画だけで発信するSNSよりも動画では表情や動きと共に伝え得る情報が格段に多いのですから、まだまだ研鑽の余地があるのではないかと感じます。
『参考にしたい』『お店の方が好きな香りを知りたい』『おすすめを知りたい』そんな視聴者の方には良い情報提供になるかも知れませんね😊
動画だからこそ伝えられることがまだあるはず・・・💭
日々店頭で接客している時はお客様の目線や表情、一挙手一投足、反応を見ながら紹介の角度をアレンジしたり、「伝わってないかも💦」「あの表現は伝わりにくかったかな💦」と考えながら伝え方を変えたり、「もっとふさわしい言葉や例えがあるのでは💭」と深堀りしたり接客方法をアップデートできます。
その点、動画ではお客様・視聴している方の様子がリアルタイムで分からなく反応が掴めなくて難しいのだろうなと思いながら見ています🤔🌀(コメントなどうまく活用されている事と思いますが😊)
フレグランスの紹介や香水を取り扱うチャンネルが多岐に渡ることは、香水への興味の度合い・香りに求めることの違いによって観ている方々がそれぞれに取捨選択でき、広い意味で香水の文化を波及していける良い時代です✨どんなきっかけで人生にとって大切な存在となる香りと出会えるかは分かりません🌸その可能性を広げてくれる大きなツールが動画SNSの存在だと思います。
しかし、一つのジャンル・一つのカテゴリーをプロの方が取り上げたとしてもそれが波及していくかどうかはまた別ですよね。
有名美容チャンネルが必ずしもプロのメイクアップアーティストの方とは限りません。
どの分野でもプロ顔負けの《愛好家》の方々は愛が強く深いからこそ、たくさんの情報をお持ちで熱量高く、説得力があります💪✨
そこに“研鑽の余地”を感じたのです💡💡💡
動画だからこそ伝えられるもの・伝えたいことを、“伝えようとしている”でしょうか💭
もちろん、発信の目的によっては「製品紹介をするだけ」「来店促進のため」といった宣伝として動画ツールを使っているケースもあると思います。
しかし、動画を選んだ意味や動画だからこそ発信できる強みをさらに活かすことにはまだまだ余地があり可能性を感じます💪
簡単にポイントだけ触れるなら・・・
◆point1:言い回しや言葉の引き出し、香りの表現の語彙力を増やしてアップデートする
▶︎単純で一辺倒なワードやフレーズでは限界があり視聴者側はすぐ飽きます。そして香水を選んだり情報を得る上で新たな発見や香りの解釈の幅を広げることができます。
◆point2:ボトルの持ち方、ムエットへのスプレーの仕方、見せ方、所作など視覚的要素の見直し
▶︎目から入る情報の重要性。動画だからこそ見えてしまう部分、雑な扱いに見える場合はどれだけ素晴らしく紹介されていても観る気が薄れてしまいます。
せっかく動きを付けながら部分的にフォーカスすることもできるツールなのですから、うまく強調できる部分は強調して伝える工夫を💡嫌味にならない程度に☺️
そしてボソボソと話していないか・メリハリをつける・特に鍵になる部分はさりげなく強調する📝
その為にできる小さな工夫は『敢えて言葉と言葉の間を空けてみる』『言葉に強弱・抑揚をつける』など💭
いやいや・・・香水の紹介だけなのにそんな事まで注目してないし気にしてないし、それを気をつけたところで何も変わらないよ💦と思われる方も多いと思います。それに「気にすることは香水の製品情報じゃないのか💦」と思いますよね。
フレグランス(香り)を伝える=目に見えないものを伝える
動画で伝えている状況=店頭とは違いその場で試香できない
何を頼りに香りを紹介し伝えたいのか?
そう考えた時に、消去法だとしても“視覚・聴覚から得られる情報”が重要になりますよね🌸
イヤホンをして動画をご視聴の方もいらっしゃることでしょう。
そんな時に声の出し方や言葉の間、抑揚といったフレグランス接客では基礎とも言える聴覚に訴える情報。
そして音声を出さなくとも画面だけを隙間時間に視聴されている方も多く、最低限の香水を手にする時の所作、お見せする所作に無駄や雑さが見てとれた時に視覚的に不必要な情報として目に入ってしまいます。
紹介中に香水瓶を持つ手がブンブン忙しなく動き、ジュースがボトルの中で揺れ動いていると「香水ってあんな風に忙しなく使うもの、ボトルは振っても良いもの」と潜在的に認識されます。
ムエットとスプレー部分の距離が狭くムエットにまぁるくシミができてパタパタと忙しなく仰ぐ・・・
“スプレーで液体がふんわり出てくる構造になっている意味”とは???🤔
『簡単に』と前置きしたにも関わらず、出てくる出てくるお伝えポイント😅
続きはまたの機会にお伝えさせていただきますね☺️
【表情・見せ方・抑揚】+紹介の組み立て方(ボトルを出すタイミングや順序)にも触れたいと考えています。
動画で伝える香水。
動画だからこそ伝えられる情報や、伝えたいことがあるはずです💡
少しでも参考になりましたら幸いです🌸
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