🌹心をなぞる香りの羅針盤🧭🚢✨

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🌂梅雨と香水——心地よさの“準備”とは

皆さま🦋こんにちは✨

関西は梅雨に入りましたがいかがお過ごしでしょうか☂️🌈

梅雨対策にも傘、レインブーツ、レインコート・・・🌂と、備えあれば憂なし✨準備をすることは大切ですよね💡

気温・湿度ともに上昇する季節、香りに関するお問い合わせや相談を受ける機会が多くなります📝

お客様が安心して香りを選び、纏い、毎日を心地よく過ごせる為にどのような提案できるか💭

『お客様をお迎えする準備』をしておくことで、接客・応対の質が上がり、お客様も安心して心を開き信頼を寄せて、次から香り選びの際はきっとあなたを訪ねてお越しくださることでしょう😊✨

情報社会の現代において、“足を使って情報を得る”のは今や稀有なこととなり、お客様が前情報を持たれた上で来店されるケースは年々増えていると感じています💭

自分がまだ知らない素敵な香りに出会えるかも知れない✨そんなワクワクした香りとの出会いを求めるのではなく、「決めてきた製品を購入するため」もしくは「(前情報を元に)香りを試したいだけ」といったお客様も少なくありません。

しかしそんな中でも、来店されるお客様の中には疑問や質問、細かな環境や状況に合わせた悩みは直接聞きたい💭そのために来店され、“ただ購入するだけはない”お客様も多くいらっしゃいます😌🌸

だからこそ、店頭にはアドバイザースタッフが常駐しているのでは無いでしょうか😊

『お客様をお迎えする準備』とは、そのような“一期一会の素敵な香りとの出会い”をお手伝いしたり、疑問質問・香りの悩み相談などに応対ができる準備を整えておくこと💡

それは、ただ購入が決まっている商品の販売=“サービス提供”をすることではなく、知識や情報を積み重ねスキルを研鑽し、お客様に寄り添い心配りを自発的に行う=“おもてなしの心”を整えておくことが、香水接客の準備であると言えます🦋

💎真の香水接客——「体現」

香水の接客は、ただ数多の形無き“香り”の中から製品提案や紹介・探すといった『香り選びのお手伝い』に限りません💡

日常的に香りに関する疑問や質問に応える悩みの相談に応じるといったような、十人十色のお客様の機微を汲み取り、アドバイスに応じることが求められます。

多種多様でパーソナルな悩み・疑問質問に受け答えせねばいけません🪄

その上、香りは言語化が難しいものです🌹

お客様からの言葉をただ待つだけの接客姿勢では、「CS」Customer Satisfaction(顧客満足)や「CX」Customer Experience(心からの満足や喜び、感動的な体験)から程遠いものになってしまいます😣💦「どうですか接客」など、CS・CXともに自ら遠ざけているようなもの。言語道断です💦

だからこそ香水接客には資格や肩書きが無いスタッフにもカウンセリングやコンサルテーションといった専門性の高いスキルが求められのではないでしょうか💡

在庫の把握、ベストセラーを覚えている、サイズ展開・価格の暗記、香りのファミリーを理解し分類できる、何の香料が使われているか・・・これらは製品知識の一部に過ぎません😓

真の香水接客とは、単に香りや香水の知識を有していることではなく、それをどのように活かすかにあります🪄

◆【インプット】=知識を得る🩰

◆【アウトプット】=得た知識を提示する🩰

そして🔻

【体現】=本質を理解し応対姿勢や行動で表す🩰

得た知識を提示するまでが全てではなく、本質を理解しそれを体現することが真の香水接客です🌹

【インプット】と【アウトプット】で終わりではありません。香水接客には長い従事歴がある者にも常にブラッシュアップ(研鑽)し準備することが必要不可欠なのです🪄

🪞所作に宿る信頼と説得力

【体現】=より深く、本質を行動や姿で示すを理解し、応対姿勢や行動で示す・・・なんとも抽象的ですね😅

📝リマインド▶︎香水接客とは———日常的に香りの疑問や質問・悩みの相談に応じる十人十色のお客様の機微を汲み取り、アドバイスに応じることが求められる接客です。

それを叶えるためには、ただ“インプット〜アウトプットできる・“身につけておけば良い”のではなく、お客様一人ひとりに寄り添い、心の声に耳を傾けながら、その方にとって必要な知識や感性を、お客様のペースや表情に合わせて最適に表現し、信頼と共感のある提案へと昇華する🦋

それこそが『理念を本質的に理解し、応対姿勢で表すこと』=体現することです✨

では具体的に体現することとはどのようなことか、例を一つ挙げてみましょう🪄

香りをムエットにスプレーしてから試香するのに適切なタイミングを理解し接客の中で実践できてい💭

これは香水接客の中で最も“無意識に行なっている人が多い所作”であるとも言えます。

所作も含めて一連の流れを一度、意識してみましょう💭

ムエットに着地した香りがどれくらいの時間でお客様にお渡し・試香するのに適切か💭

ファーストコンタクトの会話から香りをお出しする適切なタイミングとは💭

ムエットの香りを安定させている間、話の運び方を逆算し、試香されるお客様の気持ちを高める流れを作れているのか💭

テスターの扱い適切か💭(振らない・握らない・音を立てて置かない・正面を向けているか)

・・・「そんな些細なこと?💦」と思われた方も多いと思います😌

このようなとても細やかで繊細な所作一つの中にも“体現”できているか否かが見て取れます🦋✨

▶︎過去のこちらの記事の中でも触れています🪄

それこそが香水接客に不可欠なエッセンスなのです💡

お客様との会話の内容紹介された製品だけでなく、動作タイミングは“説得力”や“安心感”、“信頼感”を与える非常に重要なポイントになります💡

私も深く考えず“純度100%お客様状態”で立ち寄った時の接客のある一連の流れで「この方に香りの相談をしたい🌸」「もっと詳しく聞いてみたい🌸」・・・ひいては「この方に紹介されたものなら信頼して使ってみたい・購入したい🌹」といった、印象に大きく影響した体験が幾度となくあります。

それは接客の冒頭とも言えるこの部分📝

  1. ファーストコンタクトの声がけ
  2. テスターを手に取りムエットに香りを乗せ
  3. ムエット差し出しその直後の声がけ
  4. テスターの戻し方

この時、重要だと感じたのは「どの香りを紹介されたか(=what)」ではなく「どのように香りを紹介されたか(=how)

もちろん、「ただ美しい所作をすれば見栄えが良い」と言う安直な理由ではありません。

細やかな所作・動作や声がけのタイミングが大切であることを理解している=「香りはどのタイミングで試しても同じではないことを理解している」💡

つまり、ただ香りの説明・紹介だけでなく「香りを取り扱うプロとしての接客」ができているか否かが細やかな所作一つ一つに表れます。

所作にこそ香水接客のおもてなしの心が表れます。そしてそれは、何よりの説得力・安心感・信頼感へと繋がります🌹

『理念を本質的に理解し、応対姿勢で表すこと』=体現することとは、無意識に行なっている人が多いような些細で繊細な所作一つ一つに宿っているのではないでしょうか😊🪄✨

💭“答えられない”をなくす準備

準備”をしていない・そもそも“準備”が何かが分かっていない現場でよくある現象・・・そして、そこでよく上がるスタッフからの声があります💭

『自分が知らない・自分が答えを持っていない事をお客様から尋ねられた時にとても困る🌀』

『お客様から質問されても答えが分からなくて聞かれること自体に苦手意識が・・・💦』

『聞かれても答えられないから、どの香りが好き・嫌いかで選んでもらってます💦』

このようなネガティブな感情を払拭する事なく、また、払拭する術もない環境の中で香水接客に従事しているスタッフや現場は多く存在します🌀

払拭できない状態を放置していると何が起きるでしょう———💭

✔︎購買目的のお客様だけの対応になる

✔︎セールスに直結しないお客様から逃げる

✔︎疑問や質問をされた時に苦笑いで曖昧な返答になってしまう

このような応対でリピーターやお客様の顧客化(安定的なセールス)にならないのは当然の結果です💦

では、どのような準備すれば良いのでしょうか💭

まず大前提に🌸お客様は十人十色🌸欲しい情報がそれぞれに違うことを心得ておきましょう🪄

膨大にある情報をただ得るだけではなく、その中から取捨選択できる情報リテラシーを身に付けることと言われますが、香水接客にも同様のことが言えます📝

例え製品知識をたくさん身につけていたとしても、それが目の前のお客様にとって必ずしも欲しい情報であるとは限りません

過度な知識や情報は、時に混乱を招いて選択を迷わせてしまったり、「結局どれが自分にとって纏って心地よいものか」を見失いかねず最善なものとは言えません。

  • 目の前のお客様がどのような情報をお伝えすれば喜んでいただけるのか💭▶︎潜在的に欲している情報を知る📝
  • そのために何をヒアリングし、どんなお声がけが適正なのか💭▶︎提案・情報の提示に終始しない📝
  • 香水は楽しみ方や捉え方、理解度、使う環境全てにおいて“千差万別である”と柔軟性を持つ💭▶︎一見香水に関係無い日常にも香水接客のヒントがあります🪄見逃さないようアンテナを張る📝

矢継ぎ早に製品説明したり、ベストセラーを提示するだけ、「どれにしますか?」と購入品の選定を前提に接客に向かっていないか自分の接客を振り返ってみましょう💭

🦋

🕊お客様の心の声に耳を傾け、共感する✨

🕊お悩みやお困り事に対し、適切に情報をプラスオンして伝える✨

適切な準備は、ただ闇雲に知識を詰め込むことではなく、様々なお客様からの声やケースに対応できるようになる為の手段であり、そのために必要な知識・情報を身につける=準備を整える💡

それこそが無意識に出るネガティブな感情を払拭できる何よりの対策です🪄

🎁muguet式メソッドのギフト

私から香水接客のメソッドを贈ります🎁

“香水の接客だから”と香水の話題に終始すればするほど、お客様のパーソナルな部分は見えません👀💦

実は、香水以外の話題の中にお客様のパーソナルな声が散りばめられており、それを拾うことができます😊✨

だからこそ香水接客に必要な知識や情報・・・さらには香りの表現に役立つ言葉探しには専門的なフィールドの外、何気ない日常の中にこそ役立つ瞬間・繋がるヒントが存在します🌹✨

大切なのは、その瞬間をいかに逃さないかアンテナを張り、どのように香水接客に繋げられるか💭を考えながら日々過ごすこと💭

日常の中にある気付きから、心の引き出しの中に自分の言葉や表現、接客に役立つ瞬間をストックしていきましょう🧳✨

それも香水接客における重要な準備の一つです🦋

🔖言葉を待つのではなく、迎え入れるための言葉探しを

お客様から信頼を寄せていただいたり心を開いていただけることは、接客冥利に尽きます🌷

そのようなフレグランスアドバイザーとはどのような所作や言葉遣い・言葉選びをされる姿でしょうか🤔💭

少しイメージするだけでも、理想とする“接客姿勢”が思い浮かびますよね✨

そんな“接客姿勢”には数値化できない傾聴や心配りといった要素が含まれています🌸

製品はもとより、コンペティターや共に従事するスタッフへの敬意や理解を深めようとする心のあり方些細な言動や表情から滲み出るものです✨

お客様から『ちょっとした香りの疑問』を投げかけられたことはありますか?

“ちょっとした”事ほど、いつの間にか忘れてしまう🌀そして、またふとした時に「聞いておけば良かった〜💭」なんて思ってしまう🌀

そんなお客様の些細かつ潜在的な心の声にこちらから耳を傾けることができたら・・・💭

それも“心に届く接客の一つ”ではないでしょうか💡

些細で潜在的な声に傾聴し、その声に対する言葉を準備をしましょう🌱

ディスプレイされているテスターの前で立ち止まっていたとしても香りを選んでいるのではなく、心の中で「そもそも暑くて湿度が高くなる季節に香水をつけても良いのか??🤔」と、あぐねいているかも知れません💭

冬に購入してくださった香水を「これからの季節でもうまく纏えるポイントがあれば教えてほしい💭オススメの纏い方を聞きたいけど今日は購入するわけじゃないしな・・・💭」と、ご相談でお越しくださったのかも知れません💡

傾聴や心配りを意識しお客様をお迎えする準備をしていると、製品説明に頼らない接客にヒントがあります📝

製品軸の接客は購入製品の選定には最適ですが、購入しない時は来店しにくな💦と近寄りがたい印象を与えかねません。果たしてそれはお客様の心に届く接客と言えるでしょうか💭

その時にこそmuguet式メソッドに挙げた日常の中にこそ散りばめられているヒントから香りに結んでいける香りの会話を広げてみましょう🦋✨

例えば————

🦋空気に水分が多く含まれる時節柄、香りはじんわりとゆっくりと広がります。そんな空気の特性上、いつもと同じフレグランスをいつもと同じように纏っていても、思いの外、重く・強く感じることがございます。
そんな時は、スプレーする回数を減らしたり上半身よりも膝やウエストなどにふんわり纏うなど、“引き算”を意識されると調節しやすくなります🌂
🦋他にも、その日纏う香りを『フレッシュ・軽やか・柔らか・儚げ・優しい・・・』そんな印象の中から選ばれると、この時期だけの素敵な“香りの楽しみ方”を見つけていただけると思います😊

🦋いつもは香りをどの辺りに纏われることが多いでしょうか?💭————さりげなく、ほのかに漂わせる時には、左のウエストと右膝下にふんわりと・・・そして香りの仕上げにお持ちの傘の内側にワンプッシュ🌂お出かけの足取りが、ふと軽やかになりそうですよね😊

🦋先ほど雨上がりの空に色彩豊かな虹が架かっておりましたので、香りのお試しだけでもぜひ🌈✨

🦋ギリシャ神話に登場する「虹の女神イリス」から名付けられたアイリスのふんわりと優しく穏やかな印象は、雨上がりを願う空へ想いが届いた瞬間の、ゆっくりと晴れ間が覗いて虹が架かる美しい景色を見せてくれるような香りです🌈✨
🦋イリスは良い知らせを届けてくれる女神としても知られているので、纏っていると良い知らせを運んで来てくれるかも知れません📬
🦋ほのかな香り立ちは雨が漂わせる“ペトリコール”とも相性がよく、しとしと降る雨音に消えそうで消えない・・・繊細でありながら自然の美しい恵みを受けているような気持ちにさせてくれます☺️✨

雨・空・雲・雨の空気・匂い・虹・イリス・・・

前半に少し専門的な部分もありますが、日常の中でただ雨が降るのが嫌だな〜と思うのか、香水接客に繋がる言葉を探しているチャンスにするのか💭は、あなた次第🪄✨

知識や情報をいかに身の周りにある日常の出来事や景色と重ねて、言葉を拾うことができるのか💭

そして、「購入目的で来店されたお客様」だけではない接客を広げ、その中にも信頼を寄せていただくことができたら何よりのCS、CXとなり長く愛していただけるスタッフ・店舗・ブランドになるのではないでしょうか😊🌹

🦋🌷information🌷🦋

香水接客には基礎となる知識だけでなく、インプットとアウトプット、そして理念を深く理解し応対姿勢で表す【体現】が重要な鍵🗝となります🪄

現場スタッフの声

  • お客様からいただく疑問質問に答えたいけど答えられない💭
  • ロープレをしていても何が正解か分からない💭
  • OJTの時間が確保できない💭

トレーナーの声

  • 何から教えれば良いか分からない💭何をアドバイスすれば良いか分からない💭
  • 売り上げを上げたいが思うように伸びない💭
  • 方法・知識を持つ者がいなくフレグランストレーニングができる環境ではない💭

企業様向け

  • 業務効率化と生産性の向上
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