もうすぐミモザの日🌼
鮮やかなミモザカラーは春のあたたかい日差しと共に心を明るく照らしてくれる季節ですね☀️
香水接客に従事される皆さま🌹いかがお過ごしでしょうか✨
新作の発売に奮闘される日々💭
トレーニングに勤しまれる日々💭
新たに入社された方を迎え入れる準備を進める日々💭
この季節ならではの時の流れを体感されていることと思います😌
私たちはどのような季節であっても、お客様はもちろん後輩や新人スタッフ、はたまた先輩や上司に『香りを伝える』環境に身を置いていることに変わりありません🌸
そんな環境に日々居るはずなのですが、現場の声に耳を傾けると・・・
✔何から伝えれば良いのか分からない
✔製品の知識があっても、その知識の使い方や伝え方が分からない
✔教え方が分からない
と途方に暮れ、倦ねく方が多いことに驚きます。
オフィシャルな「製品知識」は香水接客のエッセンスの1つ🌹
そもそもフレグランスを取扱う多くの会社では、一方的に情報共有されるだけの製品説明会が『トレーニング』と称されています🤦♀️
共有された“オフィシャルな製品知識”は、香水接客における必要なエッセンスの中の1つに過ぎません。
香りを接客で伝えるためには少なくとも以下の3つのステップは必須と考えます🪄
- 製品知識の習得(インプット)
- 習得した製品を言葉に出す(基礎アウトプット)
- 他製品と比較し言語化する(応用アウトプット)
▲あくまでこの3つは『製品軸』💡
より実践的なトレーニングを行うならグループワークも効果的です😌
例えば・・・
- 香料に頼らない接客を訓練=豊かな表現を身につける
- お客様タイプに合わせた提案をシミュレーション=香りの好みだけでなくライフスタイルやワードローブ別の提案
- 習得した製品の魅力を引き出す“まとい方”をシミュレーション=まとい方次第で変わる印象を言語化
▲こちらもほんの一例
トレーニングで大切なこと💡
それは『頭の中で整理しながら言葉を探して、アウトプットできる言葉を紡ぎ出していくこと』🪄︎︎✨
インプットしたものを頭の中では理解できていても、いざそれを伝えようとする時にいきなりうまくできる人なんていないですよね😊
言語化のトライ&エラーを繰り返しながら、香りのイメージを膨らまし、豊かな表現を養いましょう✨
そして、スタッフ同士で香りの紹介をどのようにしているかを見ることができる機会というのも、正直店頭にいると少ないですよね😌
「あの人の言い回しが素敵だな✨️」
「あんな風に表現できたら良いな✨️」
「私だったらこうやって言うかな💭」
・・・と様々な表現を注意深く、様々な角度から1つの香りのアウトプットの仕方に注目しましょう🎶
伝え方ひとつで香りの印象が変わる事を体感できる絶好の機会にもなりますよ😌
ポイントは『トレーニング』の場であるからこそ何度でも練習することができ、多角的に製品を見つめながら言葉探しをすることができます💡
“製品知識”とは、あくまで接客の中の1つのエッセンス🌹
千差万別のお客様がいらっしゃる店頭で、“製品知識”をいかに使うか😌🪄︎︎
それこそが本来備えておくスキルであり、備える為には何が必要か?と案を持ち寄り策を練る機会=トレーニングであるべきです😌
「得た知識の使い方」をトレーニングせずに店頭へ立つのは、トゥシューズだけ渡されて踊ってみてと言われているようなものです😢
“固執”と“深堀り”を線引きしましょう🪄
何から伝えれば・・・と途方に暮れているスタッフほど、香水接客においてフォーカスするポイントを見誤っているなと感じることもよくあります💦
それは、「香水の接客がうまくできるように💪😤」と香料だけをひたすら覚えたり詳しくなろうとしているケースです😥
もちろん知識を身につけることは素晴らしいことです👏✨
『香水の接客に必要なスキルを磨こう』とまじめに向き合う人ほど、陥りやすい傾向です😰
香水は目に見えないものであるが故に、専門性が必要な接客ではありますが、『専門的な知識=香料を覚える・知る』と捉える方がとても多く、香料だけにフォーカスし、覚えよう!知識を深掘りしよう!と固執してしまうのです😓
個々で専門性を持ちたくて勉強することは非常に素晴らしいことだと思いますが、固執しすぎたり、「専門的な事を十分理解できていないから・・・😓」とお客様を前に尻込みしてしまい、声をかけられず、言われるがまま端からムエットに香りを乗せるだけの応対は本末転倒ですよね💦
香料に詳しくなる前に接客そのものに必要なこと、大切なこと、目を向けることがありますよ🪄
まず目の前にいらっしゃるお客様に興味を持ちましょう☺️
「目に見えないものだし専門的なことは分からないから、お客様に何から話せば良いか分からない💦」と内向的にならなくて大丈夫です💡
- 普段どのような香りを選ばれるのだろう🤔
- そもそも香水は日常的に纏われる習慣がある方なのだろうか🤔
- どんなライフスタイルで、どんな時に香りを手にされるのだろう🤔
- 私たちのブランドの香水はお使い付けのものがあるのだろうか🤔
- 何かご存知の香りはあるのだろうか🤔
- 香りを選ばれる時に大切にされている心持ちは何だろう🤔
- 素敵なお客様に私たちのフレグランスを纏っていただけたら嬉しい!💐
・・・最後は気持ちが溢れ出ておりますね😅
改めて基本的な接客姿勢を正し、製品紹介に捕らわれすぎず、まずはお客様の心の声に寄り添うことにフォーカスしましょう🪄︎︎✨
目に見えるものから紐解いていく💡
右も左も分からないスタッフに私が掛ける言葉があります😌
《「覚えよう!」としなくて良い》
まず何も分からないスタッフが店頭で最も訊ねてくる言葉は「これって何が入るんですか?」です。
取り急ぎ3つほど香料を答えると
コレにはナルシスとガルバナムとアンバーグリスと・・・💦(※一例です)
と指折り数えながら暗記しようとします。
しかし、それぞれが何なのか?そしてどんな特徴の香りなのか?はもちろん理解できていません😓
「香料だけ聞いても今ピンと来ていないように、お客様もそれだけ言われても同じ状態だと思う😊」と前置きした上でこう続けます😌
覚えよう!暗記しよう!としなくて良いよ🪄 でも、手に取ったボトルが「なんでこんな名前が付いてるんだろう?🤔なんでボトルやジュースにこんな色が付いているんだろう?🤔ボトルの形は何を意味しているんだろう?🤔この香りは何でこんな特徴の香りなんだろう🤔」と疑問に思ったことから調べてみよう🪄 そうやって解き明かしていくと、全て繋がっていることに気付いてくるよ☺️ 何より、その感覚がお客様に近い感覚だから、紐解いていくようにお客様にも伝えると伝わりやすいよ✨
紹介している本人が理解できていない香料を「〜の香りです」と伝えたところで、お客様との会話も続かず、次に何を話し出せば良いか分からない(それ以上聞いてこないでとオーラが出てしまう)、後退りする姿が見えます😅
だからこそ、嗅覚だけではなく目に見える部分、手に取れる部分から興味を持ち調べていく🪄︎︎✨ 謎を解き明かしていくように😊
私が居る時であれば直接伝えます🌹
この記事をご覧くださっている方で、何から覚えたら・・・何から伝えたら・・・何を教えたら・・・と悩み、途方に暮れている方はぜひ参考にしてみてくださいね😊
“香りを伝えること”や、“香水接客”を「香りを言語化しなければ成立しない💦」と難しく考えていたスタッフもこれを伝え、実践してもらうと『香水の接客って香りのことだけじゃないんですね!』と心を軽くしています😊
香水接客に必要なエッセンスは数多くありますが、どれから手をつければ良いかも分からない方や、今とは違った角度からフレグランスの紹介ができないか?🤔と思っている方にはぜひ一度試してみてくださいね🌷
きっと今以上にあなたの言葉が出てくるはずです😊
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